僕は負け組

2015年7月1日
体は筆で出来ている

血潮はシャープペンで心は消しゴム

幾たびの模試を越えて不敗

ただ一度のE判もなく、

ただ一度の合格圏内もない

受験者はここに独り

机の前で筆を持つ

ならば受験の年に意味は不要ず

この体は

無限の学歴コンプで出来ていた





































































ここ最近、学校へ向かう電車で、昔の自分を思い返していた。思い返すと恥ずかしいことばかりだから、もう二度と思い返さないことにしたい。

そんなことはどーでも良い(よくない。後述)進路も決まってなくそれなり以上の学力があるわけでも模試で志望校A判とたわけでもない高3がバイトばかりして、稼いだお金で関東のイベに飛ぶのに苛ついている。しかし、ここは日本国で、日本国憲法の13条で人自由が保証されている。それに人が自分で稼いだ金をどう使おうが稼いだ人の勝手と言われたらそれまでだ。それに僕も12月に東京地区出るために東京へ飛んだ。「飛ぶな」「遊ぶな」なんて口が裂けても言えない。
しかし、日本は学歴社会だ。いい大学に入ることで、ある程度以上の将来は約束されているようなものだ。企業も、個人の能力は面接ではわかるはずがない。しかし、学歴を見れば、その人のある程度の実力がわかる。高学歴=能力が高いは成り立たないかもしれないが、高学歴=与えられたものを確実にこなせるは成り立つであろう。それは企業が就活生というくじで「ハズレ」を引かない上で重視されるのは、当然である。低学歴でも有能な人間がいるが、それは結果的な「アタリ」である。

上述したように、高学歴であれば就職は難なくできるであろう。だから今、僕は高3生は勉強していい大学に行けと言っているのである。将来の夢が決まっているのであれば専門学校でも構わない。何も考えず、面接さえうけて、カネさえ払えば誰でも入れる。その方がよっぽど楽だ。やりたいことも特になく、専門に行けば中退するのが目に見えてる。それであれば、いい大学に行って安定した就職をすればいい。僕はそう考える。
北海道であれば、私立であれば北海学園へ行くのが無難である。そうでなければ国公立がいい。お粗末にも帯広畜産大学と北海道大学以外の大学は偏差値が高いとは言い難い。おそらく北海道大学と帯広畜産大学以外は早慶上智どころかMARCHGの偏差値にすら満たないであろう。

さて、多方面からツッコミが来る前に自分のことを書かせてもらいたい。ここまで書いておいてアレだが、高3の頃勉強をしっかりとしていた。。。とは言い難い1年を過ごしていた。どれほど酷かったかというと10月からバイトをはじめ、12月に東京地区へ遠征しに行く程度には酷かった。僕とある程度長く付き合いがある人であれば、察してもらえるだろう。そして僕は、センター入試で見事転けて、志望校ではない低偏差値大へ進学した。そんな1年を僕は、ここ最近学校へ行く電車で思い出しているのであった。




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